お疲れ様です。もこ太郎です。
前回、前々回のブログ記事でお伝えしたのは、
高配当株とグロース株(インデックス投資)の資産推移想定でしたね。
そこで終わりでもいいんですが、
一応私は
高配当信者
なので(笑)
一応高配当を擁護する記事も上げようかなーと、
セコセコと計算してみました。
なお、タイトルにもある通り、
完全にお遊びであり、悪ふざけなので、
何か批判されても
「こんなげーむにまじになってどうするの」
としか言えないのでご了承くださいw
さて、本題です。
私が選好しているのは米国株ですが、
計算がめんどくさいので、全ての数値は円で計算してます。
前提条件
- 最初の10年間で毎年20%株価が下落する。
- その後10年間で毎年20%株価が上昇する。
- 配当は常に¥5で固定
一番最初の高配当と条件はかなり似通っていますが、違うところがあります。
それが配当です。
前回の高配当回では、その時の株価の5%に合わせて増減配を繰り返していました。
今回のケースではいついかなる場合においても定額で計算しました。
ほら!高配当株と言えば、やっぱり魅力なのは持続的な配当じゃないですか!!
戦後何十年間も減配しないとか、素敵ですよねぇ~^q^
やっぱり高配当株に投資するなら減配しない需要の強い企業じゃないとね!!
という訳で、この条件での投資の結果です。
20年間で投資総額20万円に対して、総資産額294万円。
20年間で資産が14.7倍になっていますね。
株価自体は投資開始時より下がっているのに、
まさかのグロース株投資よりもはるかに高いリターン!!!
ッヒョー!!!たまんねぇぜっ!!!
これが、有名なジェレミー・シーゲル教授が提唱するバリュー投資の醍醐味ってやつですね。
ここ数十年で最もリターンが高かったのはアルトリアグループだった、
とかいうアレです。知らんけど
今回の例でも、株価にして最大で87%下がった時期もあるけど、
それでも辛抱強く投資を続けることで、
爆発的なリターンを得ることができる。
というやつですね。知らんけど
様々な下落要因で世間的には見捨てられた銘柄でも、
下落時に買い増しを続けることで、株価上昇時のアクセルになる。
だったっけ?これはバフェット太郎氏か?
まさにそれを体現していると言えるでしょう。
しかも、YoC (Yield On Cost)に至っては88.5%を超えているんですよ!
正気の数字とは思えません。
今回のシミュレーションは非常に極端にしているので、大げさ過ぎる部分はありますが、
私が高配当株に期待しているのはこの部分なんですよね。
例えば私のポートフォリオで大きな割合を占めるタバコ株。
産業的に決して褒められたものじゃないですが、
間違いなく無くならないと思われます。
色んなリスクが山積みで、常に悲観と隣り合わせですが、
そのおかげで常に割安で購入できるセール開催中です。
【MO】アルトリアグループなんて、2017年に$77という最高値を付けたかと思えば、
あれよあれよと、僅かたった3年で、
今の株価($35)まで落ちています。
割合で言えば53%減ですね。
もし自分が最高値で購入していたとしたら、
毎日ゲロ吐きそうな下落っぷりですが、
現実はそれに反して減配はされていないどころか、
今回のシミュレーションではあえて触れなかった増配すら成されています。
つまり買い増せば買い増すだけ、配当金が加速度的に増える状態。
それもこれも、営業利益が漸減しているものの、
未だに十分なキャッシュフローを保持しているから、というのが大きな理由でしょう。知らんけど
私は株式市場の在り方というのを全然勉強していないんですが、
株価が増減しても、企業価値に(即座には)影響がないと思っているんですよね。
企業価値に増減があれば、株価はガッツリ影響受けますけどwww
まぁ、増資とかする時にはもちろん影響受けるんでしょうけど、
株の上げ下げで損したり得したりと右往左往するのは、
我々投資家だけであり、
企業は株の取り引きの度に、証券会社にお金を払うわけではありません。(よね?)
我々が売買しているのは、市場に出ている株であって、
企業から直接買い付けているわけじゃないですからね。
そりゃまぁ、普通はある程度の相関関係があるでしょうが、
タバコ株に関しては未だ見ぬリスクも織り込まれて安値放置となっている感じがしています。
まぁ、かといって減配しない保証もどこにもなく、
何十年連続で増配しようが、
何十年間も減配なしでやってきた実績があろうが、
ここ最近で怒涛の如く発表されているように、
どんな企業でも減配する時は減配するんですよね。
66%も減配しちゃった…
今回は企業事態というよりはコロナウィルスによる外的要因なので、
「乗り越え」られさえすれば、配当復活する企業も沢山あるので、
自分が信じた企業を信じ抜く、という胆力が試される場面でもあるかもしれません。
まぁ、信じ抜く間にも資産は目減りしていくと思う(下手したら経営破綻する)ので、
絶対に増える!
と思えるならグロース株などに乗り換えてもいいんじゃないかと思いますけどね。
ちなみに、高配当株投資に都合のいいグラフだけ張り付けて終わりだと、
なんか個人的に癪に障るので、
オマケで別の条件でも計算してみました。
前提条件
- 20年間ずーっと毎年20%ずつ株価が下落する。
- 10年間は¥5の配当を維持する。
- 10年目で力尽きて、11年目からは毎年30%ずつ減配する。
20年間で20万円を投資して、得られるリターンは19.5万円です。
www
減wっwとwるwww
配当も20年間貰い続けたのに総資産減っとるwww
表だとわかりにくいけど、11年目以降の配当は
3.5円 ⇒ 2.45円 ⇒ 1.715円 ・・・
と減っていき、20年目には1株当たり配当が0.14円となっています。
(あくまでもシミュレーションだからね!)
配当金再投資により、保有株数だけは爆発的に増えているから、
総配当額がそれなりに見えるだけですね。
実際には、減配する時はちょっとずつじゃなくて、
一気に無配転落とかだろうと想定できるので、
これでもまだマイルドな方ですが、
なかなかパンチの効いた結果となりましたね。
これが、我々高配当株投資家が最も恐れる事態ではないでしょうか。
減配した時にちゃんと損切りして逃げたらいいじゃん!とは思いますが、
実際に減配になっても逃げるのは難しいんだろうなぁというのが素直な感想です。
だって、20年間投資した結果、
これだけ減配を繰り返しているにもかかわらず、
実はYoCは9.6%もあるからです。
9.6%もあれば、含み損に目をつぶれば相当な配当金が貰えます。
そうなると決断が鈍りそうだなぁ…
(もちろんその後さらなる減配の可能性はあります…まさに生き地獄…)
現実でも似たような話はきっとあるはずで、
決して夢物語ではないところも怖いですね。
実際に、先日発表された【RDS.B】ロイヤルダッチシェルの66%減配というニュースを以てしても、
ストロングホールドを続けるという声をチラホラと見かけました。
それだけ、中々決断を下すのは難しいんだろうなぁと思います。
今回は外的要因だから!コロナのせいだから!と言っても、
そのコロナショックを乗り越えられるかは、未知数です。
私はエネルギーセクター怖いなぁと思っていたこともあって、
たまたま保有していませんでしたが、
保有していたら逃げられずにホールドしていると思います。
まとめ的なもの
この記事だけでもウダウダと3000文字以上…
そして3記事も使っておいてなんですが、
結局言えることは…
未来はわからんのだし、
ノーリスクでお金を増やすことはできねぇ!!
どんな投資してもリスクはあるんだから、
自分が納得した方法で投資やろうね!!!
…という無責任な締め方で終わりたいと思います。
( ^ω^)・・・
ホントごめんwww
次回もまた見てくださいね。
もこ太郎でした。
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