お疲れ様です。もこ太郎です。
関西電力の八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)を含む役員ら20人が、
約3億2千万円もの金品(いわゆる賄賂)の受け取りをしていたと報道があってから5日が経過しました。
止めて撮らんといてー>へ<
報道があったのが配当権利確定日の翌日だったので、
配当権利を狙って取引をしていた人は白目を剥いているかも知れませんね。
まぁ、別に高配当でもないし、わざわざ関西電力でそんなことしている人はそんなにいないとは思いますが…
そんな訳で、配当権利前に最高1433円まで上昇した株価は、
一時1200円を割るのか?!というレベルまで投げ売りされていました。
配当落ちで約30円下がるのが妥当だとしても、
1400⇒1200円まで落ちたというのは、かなりのインパクトですよね。
約14%の暴落です。
不祥事を起こした会社に対してはみんなシビアに判断する、ということがよくわかる事例ですね。
この暴落のきっかけになったのが、賄賂の受け取りです。
3億2千万円を受け取ったがために、一体会社の価値をどれだけ棄損したのでしょうか…?
1株当たりだと約200円の損失ですが、
当たり前ながら、株価の低下は発行している株式全体に影響します。
関西電力の発行済み株数は9億3千万超です。
これは、1円の変動があれば、(市場に評価されている)企業価値が、
9億3千万円変動するということです。
数円の変動なら毎日起こっているのですが、実際に企業価値の変動と考えたら、
我々は日々とんでもない規模マネーゲームの一端を担っていることになるんですねぇ…
まぁ、その事実を知ったところでどうということはありませんが。
1円の低下が9億3千万円の企業価値の低下につながるんですが、
今回の変動額は約200円のマイナスです。
200円 × 9億3千万株 =1860億円
…せんはっぴゃくろくじゅうおくえん?!
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
凄いですねぇ~…(;・`д・́)...ゴクリ
関西電力役員達のコンプライアンス意識のあまりの低さによって、
企業の信用が低下し、1860億もの企業価値の棄損に繋がりました。
今回の件で、
信用という目に見えない企業の価値だけではなく、
目に見える大金も失ってしまったということですね。
こりゃぁ次の株主総会は楽しいことになるぞぉ…!!!
株主総会の出席権利を購入しようかなwww
ただでさえ、関西電力などのインフラ業は世間の目が厳しいというのに、
彼らは自分たちが天上人だと勘違いしてるんですかねぇ?
未だに彼らは惨めで醜い弁明を繰り広げていますが、
この辺り、会社は株主のもの、という意識が希薄なんでしょうね。
お粗末すぎて草も生えないとはこのことです。すぐ上の方で草生やし取るがなっ
日本の大企業に巣食っている化石のような役員達は、
心の底から会社が自分たちのものだと思っているんでしょう。
ただでさえ原発関連で厳しい世間の目に晒されている関西電力が、
地の底にまで落ちた信用を回復させて、再浮上する目は残されているのでしょうか?
関西圏に住む者として、今後の動向について要チェックや!!
次回もまた見てくださいね。
もこ太郎でした。