お疲れ様です。もこ太郎です。
7/22から楽天証券の米国株の最低取引手数料が撤廃されましたね。
正確な日程はわかりませんが、SBI証券、マネックス証券と、大手のネット証券会社も同様の手数料引き下げを行いました。
これまでは最低手数料が$5必要でした。
極端な話をすると$1の株を1株だけ買っても$5の手数料が必要になります。
$1の株を買うのに$6支払うとかバカらしいですよね。
取引手数料は買付額に対して0.45%必要な為、
取引手数料で損をしないためには$1111.111…($1112)以上の買付が必要でした。
…そう、これまではね。
最低手数料が撤廃された為、$1の株を1株買う際に必要な手数料は$0.0045です。
$5の手数料と$0.0045、考えるまでもなく後者がいいですよね。
これまでは$1112以上買い付けないと手数料で「損」をすることがネックでした。
日本円で言うと約12万円以上の買付が必要ということです。
1銘柄を買付けるだけにしても、毎月12万円以上確保できる人はそういませんよね?日本の平均年収的に
今回の最低手数料撤廃はその観点から言うと非常に素晴らしい改善であったと言えるでしょう。
ですが、同時に意識しておかなければいけないことがあります。
これは、既存の投資家さんからしたら、
「何を今更」「常識でしょ」「知ってるよ」「もこ太郎のPFヤニくさwww」
と言われるようなことです。…最後のセリフ言ったやつ出てこい(゚Д゚)ゴルァ!
…当たり前のことですが、
「今回の改定で損する人は減ったけど、得をする人はいない」
です。
損しなくなった=相対的に得してるじゃん。という考え方もありますが、
もこ太郎としては、結局0.45%の手数料が変わっていないというところがネックかなぁと思っています。
例えば最近買付した【V】や、【MO】です。
大きい額を購入したのは色々と理由はありますが、その内の一つに小出しに買うと結果的に手数料が嵩む。と思ったからです。
【V】は100万円分、200万円分と分けて購入したわけですが、いずれも上限手数料が掛かっているので、合計の手数料は
$20 × 2 = $40
となります。日本円換算で考えると4,340円です(108.5円/$で換算)
結果として1度目の買付より2度目の買付の方が少し安く買付けられたので、手数料分を差し引いても損はしていませんが、一度の買付で購入していたら、必要な手数料は半分の$20でした。
それが、10万円分を30回に賭けて買付ける、となると話は違ってきます。
上限手数料は$4445(約50万円)以上の買付けが必要となるので、当然全てに0.45%の手数料が掛かってきます。
300万円全てに手数料が掛かった場合は13500円です。
もこ太郎の2回に分けて買付した分と比べてみると、実に手数料で3倍です。
仮に一回で買付していたとしたらその差はなんと6倍にも上ります。
まぁ、その代わりに時間分散ができたり、いろいろな銘柄を買付することでリスク分散ができたりするので、一概にどちらが優れている、というわけではありませんが…
勿論、一度に数百万円も投資できる与力を持っている人は少数派だと思います。
(もこ太郎は現在、なんちゃってチート状態なだけです。
実際にはローン地獄なので、人によっては、投資してる場合ちゃうやろ!
とお叱りを受けてしまう状態です。)
しかし、十分な投資資金がある場合で、ある程度纏まった額を投資する気がある人であれば、手数料の差は意識しておいて損はないと思います。
…まぁ、本当に余裕で数百万円を投資できる人は、手数料なんて一切気にしていないかもしれませんが(泣)
一見安く見える手数料で気楽に買えるようになった今だからこそ、
その小口買いは本当に必要なのか?
そのリバランスは本当に必要なのか?
を考える一助になれば幸いです。
場合によっては、時期を見てまとめ買いが良い時があるかもしれません。
米国株に投資をする人は長期投資志向の人が多いと思います。
数百万円、はたまた数千万円の投資を積み重ねた際に、
あれ?意外と手数料掛かってるんじゃない?
とならないように、自分の中で買うタイミングをコントロールしましょうね。
次回もまた見てくださいね。
もこ太郎でした。
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