お疲れ様です。もこ太郎です。
先日下記のような記事をUPしました。
この件について何度もニュースが出ていましたが、
大網発表があったので、これがとりあえず最終版でしょうかね?
新NISA部分については、以前の記事の時の情報と大差なかったので割愛します。
強しいて言うなら、1階部分の枠を使い切らなくても2階部分が利用可能ということくらいですかね?
個人的に気になるのは、前回の記事でも続報が気になっていたジュニアNISAの顛末です。
非常に残念なことに、廃止が決定してしまいました。
口座開設数も30万口座ほどと、他のNISA制度と比べて少なく、
利用実績が乏しいことから延長せず、新規の口座開設を2023年までとする。
と、大網にも記載されていました。
うーん…我が家は辛うじて5年間の非課税枠を満了することができますが、
これから子供が生まれる家庭などは、即座にジュニアNISA口座を開設したとしても、
非課税枠を満額利用することが出来なくなってしまいます。
実際に口座開設数が少なかったので、需要がなかった…
と言われてしまえばそれまでですが、これから生まれてくる子供たちにとっては確実にバッドニュースであると言えるでしょう。
実に残念です…
子供のことを考えるなら、まだ未開設の人は一刻も早く開設することをお勧めしますね。
一応、グッドニュースと受け取れる変更もありました。
それは、払い出しに関してです。
令和6年1月1日以後は、課税未成年者口座及び未成年者口座内の上場株式等及び金銭の全額について源泉徴収を行わずに払い出すことができることとする。
大網の中に上記の記載がありました。
これまで、ジュニアNISA口座は5年間の非課税枠の消化後も、
子供が18歳になる年までは、払い出しが不可能でした。
どうしても必要な場合は、払い出しができますが、
その場合はそれまでの配当等や価値上昇分すべてに対して課税される。
というペナルティ(もはや嫌がらせ)があります。
それが、令和6年1月1日以後はペナルティなく払い出しが可能となるので、
その点では確実にプラスポイントですね。
ただ、個人的に気になる点もあります。
それは令和6年以降の非課税枠の取り扱いです。
1.払い出しができるようになるものの、取り扱いはこれまで同様に20歳まで非課税で運用ができる。
2.一般NISAと同様に5年間の非課税期間が付与される。
このどちらかかなー?と推測していますが、
今回の大網の中には明確な記載がありませんでした。
現行の制度の中の説明で、下記の説明があるので、
1.の取り扱いになるのが濃厚かな?と思っています。
自分にとっても都合がいいですし。
20歳になる前にジュニアNISA制度が終了してしまう場合
20歳になる前にジュニアNISA制度が終了してしまう場合には、継続管理勘定で20歳になるまで非課税で保有することができます。
ちなみに、継続管理勘定の説明は下記の通りです。
●継続管理勘定
ジュニアNISA制度が終了する2023年以降、非課税期間が終了する場合に、口座開設者本人が20歳になるまで金融商品を保有するための非課税の勘定のことです。この勘定では新規の投資を行うことができません。
個人的には、長期投資をすることで子供の資産を最大化することができると考えているので、
継続管理勘定で保有できるのであれば非常にありがたいですね。
18歳と言わず20歳までしっかりと非課税期間を享受したいです。
ただ、Twitterを見ていると、
資金拘束がなくなることを喜ぶ人が多数派だったので、
少し意外でした。
選択肢が増えることを喜んでいるのか、
18歳まで資金拘束するのが嫌だったのか…
うーん…?
一般NISAとつみたてNISAの議論で、
非課税期間が5年だと、
非課税期間終了orロールオーバー時にマイナス評価になっている可能性がある。
という意見からつみたてNISAの方が資産形成に向いている。
という意見が優勢だと思っていたので意外です…
まぁ、今が天井!!と判断できたときに払い出しをしたいという人が多いのでしょうか?
私のように相場を読む力・利確する胆力が圧倒的に不足している人間からすると、
いわゆる底値で買って天井で売る。
なんて芸当ができるとは思えないので、
しっかりと長期運用することで、
福利の力にすがろう、という思いが強いんですけどね…
まぁ、人は人。自分は自分。という思いを胸に、
ブレずにホールドし続けたいと思います。
次回もまた見てくださいね。
もこ太郎でした。
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