もこ太郎が家の売却金で株式投資に賭ける!

家の売却金を米国株に全ブッパします。基本方針は高配当株をバイ&ホールド。

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信用取引を考えるに至った理由と、メリット・デメリット デメリット編

お疲れ様です。もこ太郎です。

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才槌老人の顔を見るのも3回連続ですね☆(・ω<)キャピィ

 

前回の記事で、私が考える信用取引のメリットについて書きました。 

mocomocotarou.hatenablog.com

 

 

メリット「だけ」を見たら信用取引って爆速で金持ちになれそうな気がしてきますよね。

 

でもそうじゃない。

 

いや、合っていると言えば合っているけど、

 

そのリスクは尋常ではありません。

 

という訳で、私が考えるデメリットをここに記すこととします。

 

 

  • デメリット
  1. 優待は貰えない。
  2. 値動きがレバレッジを賭けた分激しい。
  3. 追証が怖い。

1.優待は貰えない。

一つ目のデメリットですが、信用取引をするにあたって、

 

実際の株の保有者は証券会社になります。

 

つまり、株主名簿に自分の名前が載りません。

 

という事は、当然ながら優待が貰えないという事になります。

 

優待が貰えないという事は、

 

あんまり大きなデメリットではありませんが、

 

一応私は優待大好き人間ですからね。

 

少しだけど残念な気持ちになります。

 

とはいえ、優待が欲しければ現物を買えばいい。

 

人によってはクロス取引とかしますよね。

 

上を書いて思ったのが、クロス取引も一応信用取引の一種じゃないのかなぁ…?

 

まぁ、私はしないし細かいことはいいですね。

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2.値動きがレバレッジを掛けた分激しい。

次のデメリットが、値動きです。

 

当然ながら、レバレッジを掛けたらそれだけ自分の元本に対しての増減が激しくなります。

 

100万円の保証金が手元にあったとして、2倍のレバレッジを掛ければ値動きが2倍です。

 

メリットと相反する感じですが、この値動きの激しさは、

 

上昇局面であればメリットである反面、下落局面ではデメリットとなります。

 

あ、私は空売り(売り建て)をするつもりがないので、上記のように書いていますが、

 

当然ながら空売りする人にとっては逆のことが言えるので、

 

そこのところ誤解のないようお願いしますね。ってそんな人いねぇかw

 

値動きが激しくなればその分気が気じゃない日を過ごすことになるので、

 

株価が気になって仕方がない人には向かないかもしれませんね。

 

 

3.追証が怖い。

デメリットの説明なのにえらい感情的www

 

とはいえ、決して間違いとは言えないと思っています。

 

 

信用取引では、保証金(証拠金ともいう)を基準として、

 

最大で3倍までレバレッジを掛けることができます。

 

しかし、信用取引において、

 

最も気を付けないといけないことがあります。

 

それが、委託保証金維持率です。

 

これ、クッソ大事なので、絶対に忘れてはいけないですね。

 

信用取引をする上で、割合は証券会社によってマチマチですが、

 

保証金の額が一定の割合を下回らないことが求められます。

 

保証金の額が一定の割合を下回った場合は、追加で保証金を用意する必要があります。

 

コレが追証(追加証拠金)です。

 

ぶっちゃけ、いろんなワードがあって、

 

既にグロッキー(信用取引もういいかな?)状態ですが、

 

私の中で理解した範囲でご説明しますね。

 

委託保証金維持率は、野村證券と同じ30%で想定しています。

 

まずはイメージ図。

 

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保証金として100万円を用意します。

この場合、最大で3倍の300万円の取引枠が発生します。

 

例の図では、満額の300万円で信用取引を実施した場合ですね。

 

この瞬間、証券会社に対して300万円の借金が発生します。

 

つまり、最終的に300万円は証券会社に返さないといけないという事です。

 

株価が上昇する分には問題ないのですが、

 

問題は図のように株価が下落した場合です。

 

相場の変動により20万円の含み損が発生した場合、

 

その金額が保証金から差し引かれます。

 

当然、その分保証金の価値は下がります。

 

今回のケースだと20万円の下落なので、

 

保証金の100万円から20万円が差し引かれて、

 

保証金の価値が80万円となってしまいます。

 

すると、委託保証金維持率は26.7%となり、30%を下回ってしまうため、

 

追証が発生します。

 

300万円の30%は90万円なので、10万円の追証が発生することになりますね。

 

追証が発生した場合、翌営業日中に必要額を入金しなければなりません。

 

もし追証が解決しない場合は、翌々営業日に強制決済されてしまい、

 

予想以上の損失を被ってしまう可能性が出てきます。

 

ちなみに、追証が発生した後に株価が戻っても、

 

入金が不要になる、という事はないようです。

 

結構エグい仕組みですね。

 

上記は保証金が現金の場合なので、比較的シミュレーションがしやすかったですが、

 

保証金には、現物株での代用(代用有価証券)もできますよね?

 

この場合はさらに厄介で、信用取引で買い付けた銘柄の株価に変動が無くても、

 

代用有価証券の株価が低迷した場合にも、

 

委託保証金維持率が30%を下回ってしまう可能性が発生します。

 

勿論、両方とも株価が下がってしまい、

 

地獄のような目に合うリスクもありますw

 

代用有価証券も、信用取引する銘柄も同じ場合は、

 

それこそ光速で資産が溶けてしまう可能性がありますね。

 

一応イメージ図を下に。

 

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これは、私が思う信用二階建てのをイメージしてみました。

 

株価1000円の銘柄A 1000株を代用有価証券に設定し、

 

信用取引で銘柄Aを3000株購入した場合です。

 

正確には代用有価証券の評価額の8割が、

 

信用取引の購入可能枠なんですが、

 

計算を簡単にするため省いていますw

 

あくまでもイメージです。

 

この場合、銘柄Aの株価が100円下落すると、

 

まず保証金の価値が100万円から90万円に下がります。

 

この時点で委託保証金維持率が30%に下がってしまいますね。

 

コレだけならギリギリではあるものの追証は発生しません。

 

しかし!言わずとも当たり前ですが、

 

信用取引で購入した3000株の評価額も下がります。

 

300万円から270万円に。

 

含み損が30万円発生してしまいました。

 

なぁんということでしょう~

 

保証金の価値が90万円から30万円を差し引かれた60万円となってしまいました。

 

委託保証金維持率が 20%となって、追証が発生します。

 

その必要な額にして30万円。

 

翌営業日に気軽に用意できる金額ではありませんよね?

 

追証が解決できなければ、翌々営業日には強制決済です。

 

哀れにも、100万円が60万円となってしまいました。

 

信用取引をせずに銘柄Aを1000株保有しているだけなら、

 

評価額が90万円になっただけで終わった話ですが、

 

このケースだと、踏んだり蹴ったりというのが

 

最っ高に似合うシチュエーションになってしまいますね。

 

中々ゾッとする話です。

 

そもそも、最大3倍の信用取引をした段階で、

 

委託保証金維持率が33.3%ですからねぇ…

 

たった3.3%下がるだけで追証が発生するので、

 

最大レバレッジは、全くもってオススメ勧めできない方法、

 

という事がわかりました。

 

よほどこれから爆上げする!って確信が持てる株じゃないと危険すぎるでしょう。

 

やるとしたら、2倍のレバレッジを掛けるくらいを限度にした方がよさそうですね。

 

金利が安くなったことで飛び付きそうになったけど、

 

そもそも信用取引のリスクの大きさを低く見過ぎていた気がしますね。

 

まだ決めたわけじゃないけど、やっぱりやらない方向に傾いてきました…w

 

市場の動向を眺めつつ、もう少し考えてみます。

 

次回もまた見てくださいね。

もこ太郎でした。

 

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