お疲れ様です。もこ太郎です。
先日、Twitterでタイトルのような呟きを見かけて、それなりにいいね!がついていました。
直接フォローしている方ではなかったのでその後の詳細はわかりかねますが、
ざっと主張を纏めると
「配当記録だけ出しても儲けてるかわからねーじゃねーか。どうせ含み損でマイナスなんだろ?儲けられるならトータルリターンを開示しろや!」
といった感じだったかと思います。
(もっと丁寧に書かれていたと思いますが、うろ覚えなのでもこ太郎の言葉に翻訳しています。呟いた方がこのブログを見た際はご了承ください。悪意はありません)
そもそも論で、開示義務はないので必要はないって言うのがシンプルな結論ではありますが…
それでは面白くないので、この主張が我々インカムゲイン投資家に伝えたい(要求したい)本質はどこにあるのか、を考察したいと思います。
まず、私たちが目にする多くのインカムゲイン投資家は配当再投資を是としている方が多いと思います。
つまり、100万円の年間配当を得ようが、200万円、300万円を得ようが、実生活がより豊か(豪華)になるわけではなく、
更なる資産の増大に費やされていると言えます。
上記の主張に当てはめてみると、
「配当再投資で資産の最大化とかいいつつ、含み損なんだろ?全然儲けてねーじゃねーか!」
という事が言いたいのではないかと推察します。
計算が面倒なので税金とかは度外視しますが、
2000万円を配当り利回り5%の高配当株の購入に当てたとします。
年間配当金は100万円です。
株価が上がりも下がりもしなければ、配当金再投資すれば資産価値は2100万円となります。
しかし、株価が暴落して1500万円の価値になった場合、配当金再投資したところで資産価値は1600万円となる為、
初期資産の2000万円から400万円も減ってるじゃねーかダッセェェエエー!!!
と、こういうことでしょうか?
例として、もこ太郎が高値掴みした【T】AT&TのNISA枠を引き合いに出してみましょう。
昨年、1株あたり約$36で購入しました。
現在は約$30です。
1株あたりの年間配当は約$2です。
つまり、$36で購入した株の価値が1年で配当込みで$32になったわけです。
義務教育を経た人なら誰でもわかりますね。
損してます。えぇ、損してますね。くそ雑魚ですね。
…ううううるっせええええええええええぇえっぇええ!!!!!!
確かに蓋を開けてみれば、去年じゃなくて今年買っていたら$4のマイナスはなかったと思います。
そこは疑いようのない事実です。
そして、googleでブログ検索してみると、高配当株の購入単価が現在値より高い人はめっちゃいます。えぇ。めっっっちゃいますね。
中には現在のポートフォリオの損益を公開されている方もいますが、そういう方は比較的プラスか、±0近辺の方が多いイメージです。(もこ太郎調べ=ザル調査)
当該の方の主張としては、公開できない人はどうせマイナスなんでしょ?という事かと推察します。
実際に、短期的な値動きで一喜一憂している、私のような自称長期投資家は多く、さらに言うと長期保有のはずなのに狼狽売りしている人は結構多いと思います。
長期投資家自身が短期的な損得を話題にすることで、短期的な損益を知りたいと思わせているのではないでしょうか?
そして、デイトレーダーやグロース株投資、仮想通貨等と比較したいのではないでしょうか?
しかし、もこ太郎個人の思いとしては、見ている景色が違うんだし、トータルリターンの公開は要らないんじゃないかなぁ?
と言うのが一番最初に思った事です。
陸上競技に当てはめてみると、フルマラソンを見ているのに、「ウサイン・ボルトなら今の距離○秒で走れるね!(๑• ̀д•́ )✧+°ドヤッ」って言うようなもんです。
他の事でも例えてみると…思い浮かばなかったのでやめときます。
減配や倒産危機など、高配当戦略に陰りがない限りはバイ&エタナールホールドの予定なので、
含み損益よりも保有株数を最も重要視するのが長期投資家であると思っています。
もこ太郎にとっての「理想の長期投資家」の姿です。
とはいえ、事実日々の値動きに一喜一憂しているのも事実なので、
参考情報程度に月々のトータルリターンを算出するのは面白いかもしれません。
今度から算出して公開していこうと思います。
今のところの概算は…絶賛含み損拡大中です。ちくしょう!ちくしょう!!
米国株が礼讃されている中、日本株、しかも優待株のみに手を出していたときの方がよっぽど含み益大きかったですね。ちくしょう!ちくしょう!!
最近買った日本株も米国株もどっちも爆下げしているので、もこ太郎の口からは、どの国の株がいいとは今の状況ではいえません。だって負けてんだもの
ちなみにトータルリターンの算出方法ってどうしましょうかね?
初期投資額+手持ち資金から出した投資額に対する現在の評価額(配当再投資分含む)がいいでしょうか?
そうなると証券口座HP上の数字をそのまま持ってくる事ができませんね。
証券口座上は配当金の再投資も手出しの投資も同一扱いになっちゃいますし。
ちょっ記録と計算が面倒ですが、試してみようと思います。
近いうちに現在のポートフォリオ公開しようと思っていたところなのでちょうどいい機会ですね。
次回もまた見てくださいね。
もこ太郎でした。
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